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調律師なんて仕事をしているせいか、オーディオ好きな人と話をすることもあります。たまに聞くのが、

「アナログレコードの音は良かった。CDやiPodと、どんどん悪くなっている。今の人はかわいそうだ」

との言い分。でも音楽を聴くのは、音質を聴くだけではないと思うんですよ。

レコードを聴くには、部屋に入ってプレイヤーを用意して、盤面に気をつけながらターンテーブルにセットして・・と手間がかかるわけです。またいい音で聴きたければ、スピーカーや何かの機材にも気を使わないといけないんでしょ。

これがiPodなら、ポケットの中でボタンをいじるだけで、どこででも音楽が聴けるのです。どっちが良いとか悪いとかじゃなくて、「昔は贅沢品で、金とヒマがある人しか楽しめなかった音楽が、誰でも手に届く娯楽になった」のです。
夕食にベーコンエッグとパン。あとはフルーツ。

美味しかったですよ。ときには、ブログの手を抜きたくなる日もあるんです。

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司政官マセは、司政庁地下の巨大ロボットSQ1と常に連絡を取り、業務を進めてゆきます。データを受け取り、指示を出すのですね。おもにその中継をするのは、自立ロボットSQA2です。司政官は、政治家だけではなく、このロボットを使うすべに精通した技術者でもあります。

今の目で見ると、SQ1は巨大サーバ、自立ロボットはネット端末ですね。しかもロボットですから、単なる連絡だけではなく、各種の業務もこなします。

別に、未来予測がどうこうではなく、そうも読めると言いたいだけですが。

インプラントがあれば決定的でしたが、そこまでは書いてなかった。でも、惑星に散らばったロボットからのデータを常に収集分析する巨大サーバと、それにいつでもアクセスできる司政官は、充分にサイバーパンクだと思うのです。
幾分かネタバレちゃん。閲覧注意。



<ハイペリオン>シリーズはSFですが、幻想文学の要素もたくさんあると思います。特に後半の「エンディミオン」編にはそれが顕著に出ている。

詩人がエンディミオンを選んだのはなぜでしょうか? 何度も読み返していますが、よく分からない。またエンディミオンのばあさまも、幻想世界の住人に見える。

<テクノコア>と人類とアウスターとの三つどもえも、神話的です。神話的なイメージをちりばめて、肝心なところがなあなあにされて(全てじゃないけど)、伏線が見捨てられてω、全体が神話的宇宙になるのです。

SFガジェットを使ったファンタジイなのかもしれませんね。でも好き。
昔ヤマハが特注で作っていた鍵盤です。ピアノの鍵盤を狭くすると、手の小さい人でもオクターブが届いて、レパートリーの幅が広がる、という理屈です。

作曲家の中田喜直氏も、スモールサイズ鍵盤を提唱していたと記憶しています。

下の画像は、ヤマハのピアノカタログから抜粋しました。

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ずいぶん前に聞いただけなのですが、黒鍵を廃して白鍵だけにしたピアノを弾いているピアニストがいるらしいのです。

「黒鍵と白鍵は形状が違うので、臨時記号がたくさんついた曲が弾きにくい。黒鍵と白鍵を同じにすれば、移調も楽だし弾きやすくなるはずだ」

と主張するのです。こういうかたち。

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徐々に体重が増えつつある。
先月の平均よりも300グラムほど太ったちゃん。やばい。

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琴や三味線を、リアルな興味で鑑賞できません。ひとつの異文化、博物学的なものとして脳が認識します。

これはたとえば、アフリカの仮面とかピカソの後期作品もそうですね。読めないけど、和歌や俳句もそのたぐいでしょう。

逆にバッハのコンチェルトにはリアルな関心を抱きます。この違いはなんでしょうか? 自分に興味があるかどうかが大きな違いなのですが、これでは循環論法ω
自宅にシュレッダーがなく、シュレッドしたい紙は会社に持っていって処分していました。でも面倒くさいし、持ってゆくのを忘れていつまでもそのままなんてことも、よくありました。

でも、無印のハンディシュレッダーは600円なので、いいかと思い買ってみました。まだ新しいせいか、よく切れます。クロスカットではありませんが、まあ充分な仕様です。

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眉村卓
ハルキ文庫/創元文庫

これも20年ぶりくらいの再読です。あまりにも面白くて、3日くらいで一気に読みました。

新星化する星系から、全住民を待避させるんです。でもその住民は、当然ですが社会を作っているので、そうそう簡単にはいきません。あちこちに力を持った会社や機構があるし。

ただ、そんなのはむしろ背景ですね。全編が主人公のうじうじとした独白で、これがべらぼうに面白いんです。ぐずぐずしていて、ロジカルで、やる気だけはあって。

いわゆるSFらしいSFではありません。幻想文学と思うと、実に良いです。