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世の中にはまだまだ分からないことがある。誰も気付かなかった重大事を知っている、と思い込んでいる君(たち)に、大事なことを言っておこう。

どんなゲームにもルールがある。巨大な陰謀を白日の元に暴くにも、ルールは守らなくてはならない。それは何か。司法裁判の「推定無罪」の原則と、科学思考である。

まず、第一に挙げた「推定無罪」の原則を説明しよう。これは、罪を追求する側が被疑者の犯罪行為を立証できない時には、被疑者を無罪とみなす、という意味である。つまり、巨大な陰謀をあばいて世界に発信しようとしている君(たち)が立証するのだ。敵には反証義務はない。責任は重大である。

では第二に、立証する際の注意点を挙げよう。証拠集めには慎重にならなければならない。どこの誰だか分からない人物のあやふやな証言や伝聞、ピントがぼけた写真などをいくら集めても意味がない。また当事者や利害関係者の証言も、扱いには気をつけるべきであろう。

「陰謀は深く人知れずに行われるものだから、証拠がないのが最大の証拠」などと寝言を言い出さないように。証拠が見つからないのなら、敵は無罪なのだ。

具体的な物的証拠を中心に集めること。恣意的にも解釈出来る状況証拠はあくまでもサブである。

以上の条件を満たしたうえで、巨悪を糾弾すれば賛同者が集まることは間違いない。健闘を祈る。

陰謀論者よ、科学的であれ。

*この文章は、数年前に別の場所にアップしたものです。
僕はずっとPHS派で、最近この機種に替えました。なにしろ月額1500円でネット使い放題なのが嬉しい。スマートフォンなのでウインドウズモバイルが入っているのですが、とろくさいので使っていません。

プリインストールされている、wifi-snapと云うアプリが秀逸なのです。これはスマートフォンをwifiルータに出来るので、PHS回線を経由してマックブックエアやiPod toutchが外でもネットに繋げるのです。

つまり、電話機能つきのどこでもwifiですよね。しかも使用料金が安い。これは使わない手はないでしょう。

動画再生はさすがにつらいですが、skypeはへっちゃらだし、普通のネットサーフィンも、少しは遅いですが充分に閲覧出来ます。外出先で、しかも無料で繋いでいると思えば不満はありません。

さすがにPHS回線なので、場所によっては読み込みが遅いこともあります。またw-zero3のバッテリが消耗してくると電波も弱くなるようです。

ということで、ここ数日はエアを持ち歩き、この文章も外で打っています。不満は、エアが重く、またカバンのなかで折れないか気を使うことですね。

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恥ずかしいシリーズ第二弾。と言うほど恥ずかしくはないか。
先日、妻と一緒にパフュームのPV特集を観まして。

妻「髪の長い人、アルフィーのタカミーに似ている」
キ「どんな顔かよく知らないんだけど」
妻「パフュームの、髪の長い人に似ているんだよ」
キ「・・・」

さてぶっ続けで、といっても5曲くらいなんだけど、観たのですが、意外と健全なのですね。比較対象として適当か分かりませんが、アキバ48のPVは、もうほとんど制服AVなのですが、パフュームのビデオは洒落ている。

ベジャールのバレエみたいなのもあるし、CGを駆使したサイバー調のもあり、カッコいい。バレエみたいなのは、「不自然なガール」。冒頭、3人が現代彫刻みたいに奇妙に絡まったポーズをとっているのですが、実に美しい。


高千穂遥 原作
頓宮恭子/ケイ
島津冴子/ユリ

僕は恥ずかしながらダーティ・ペアが好きで。理由? 恥ずかしい理由に決まっているでしょ。半裸のねーちゃんが駆け回るスーパー・ビジュアル系スペースペラだからですよ。

原作ではなくて初代のアニメが好きです。テレビシリーズが一番いいかな。ちなみにケイ派。

男の目から見た女性像なので、彼女たちは「男が欲しい」の欲望全開で行動しますが、こんな女性はほんとにいるのかな? 女性から見ると不自然に感じないのかな? とも思います。

そういったら、男だって「女が欲しい」だけが行動原理ではないので、お互い様とも言えますが、どうなんだろ?

というわけで、おっかないケイの画像を一枚。これはテレビシリーズではなく、オリジナルビデオからのサンプリングです。
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僕は無印が好きです。この万年筆はアルミ軸で、マックにぴったり。無印とマックは合いますよね。これで1155円(税込み)は安い。

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適度に重くて、グリップの太さもちょうどいい気がします。インクが乾くのに少々かかりますが、もともと水性インクのペンを愛用していたので、さほど気になりません。

万年筆を持つのは何年ぶりでしょう。ずっとボールペンで済ませてきましたが、つい気の迷いで。
妻と話をしていまして。
キ「明日の調律めんどくさいな。代わりに行ってよ」
妻「行っても何も出来ないよ」
キ「簡単かんたん。音が合うようにチューニングピンを回せばいいんだよ」
妻「・・・」

妻「ピアノ弾くのも簡単だね。楽譜に書いてあるように鍵盤叩いて、あとはフォルテとかクレッシェンドとか指示も書いてあるんだから」
キ「・・・」



株で儲ける方法。
安値の時に買って、高くなったら売る。簡単ですね。
大場惑
SFマガジン1989/10月号

目覚めると、何故か迷宮にいた主人公。彼の迷宮巡りがこの短編の全てです。特に大きな展開があるわけではありません。描写がリアルと言うほどでもないのですが、いいしれない閉塞感と、同時に開放感を感じます。

大場惑のこの作品は、作中人物を迷宮に閉じ込めると同時に、読者も迷宮に誘い込むように感じます。いや読み始めた時点で、すでに迷宮にいるのです。

上で僕は開放感と書きました。それは何故か? まあ月並みなことなのですが、現実世界からの解放なのですね。それにしても、迷宮に閉じ込められることでわずらわしい社会から解放されるとは、なんとも皮肉。

*明日は朝が早いので、この記事をもって11/5の投稿にいたします。
大場惑
SFマガジン1990/6月号

物語を読むきみのために、今夜からわたしが物語を語りついでいこう・・。


反転

小説を書く/読むことについてのメタフィクション。とはいっても、それほど小難しい小説ではありません。主人公が、自らの読書体験を語りながら、徐々に物語についての考察を進めます。

時代はいつとも知れない未来。幼い主人公は物語を断片的に、毎日読んでいます。幼稚園で渡されるプリントだったり、お弁当の割り箸の袋だったり。はじめは無自覚に、自然とそれらに接しますが、だんだんと、その物語がどこから何故届くのか? との疑問を抱くようになり、自分なりに調べるのです。

届けられる物語には当然ですが作者がいます。またそれらを子供に届ける組織も、当然あるでしょう。

謎めいたこの物語(作中の物語ではなく、大場惑の「リーディング・ゲーム」のこと)は、どこに行き着くのか?


よのなかはきぬぎぬのうつろい

清水義範
角川文庫

なんて言うんでしょう、この本は。文豪の文体で、ファッション史を語るんですが、これだけじゃあ分かりませんよね。

僕がうけたのは、谷崎とクリスチャン・ディオールを合体させた章なのですが、これじゃ分かりませんね。つまりですね、谷崎の「文章読本」の文体でクリスチャン・ディオールの伝記とファッション論を説くのですよ。

ほかにもシャネルやKENZOを、各時代の作家の文体模写で描きだす、本当に不思議な本です。興味を持たれた方は読むべし。
イタロ・カルヴィーノ
河出文庫

マルコ・ポーロものはいくつか紹介してきたが*、いよいよ本丸に到達した。古くからの幻想文学ファンには「マルコ・ポーロの見えない都市」のタイトルで親しまれている本である。この本の数秘学的な奇妙な仕掛けは、解説で詳しく述べられているのでここでは触れない。

マルコがハーンに語る異国の都市。語られるのはあくまでも都市であり、途中の旅は省略されている。時代がすっかりと無視されて、レーダー用のアンテナやピアノ、アルミニウムなどの単語が現れる。

ハーンの帝国が時空を超えて展開しているのか、マルコの幻視が超越しているのか。おそらくそのどちらでもありどちらでもないのだろう。

どこの言葉かも分からない名前の都市が次々と現れては消えてゆく。解説では、読者から訳者あての手紙としてフーガ形式に言及していたが、あるいはバッハのシャコンヌでもいいかもしれない。

この本を読んでいて連想するのが、山尾悠子の「夢の棲む街」とライトマンの「アインシュタインの夢」である。幻想は幻想を呼ぶ。

*マルコ・ポーロは幻想世界の住人である。当ブログに登場したのは以下の4冊。今後も増えるかもしれない。タグにした方が良いのかな?
「惑星P13の秘密」
「百万のマルコ」
「安徳天皇漂海記」
「廃帝奇譚」