非数について
絶対値が負である数を非数と定義してみます。このエントリは非数の性質を考えるのが目的です。
普通の数(以後、ただの「数」と書く)の絶対値は0以上の実数で、複素数ABについて|A||B|=|AB|の性質を持ちます。
絶対値が0以上の実数であるとき、そのときに限り「数」とします。絶対値が負であれば非数、そして非数の絶対値は負です。
非数がこの性質を持つならば|¬A||¬B|=|¬AB|となりますね。ところで|¬A||¬B|は正の数なので|¬AB|は数になります。非数は積について閉じません。なるほど、できれば四則演算で閉じてほしいので性質|¬A||¬B|=|¬AB|をあきらめるほうがいいのか?
ほかになにか、よさそうな非数の性質はないでしょうかね。