人気ブログランキング | 話題のタグを見る

雨天中止のパラドクス

「雨天中止」とは、よく聞く言葉です。論理命題と見なすと

雨→中止


この命題が真になるには、

「雨が降り、中止になる」(T→T)

「雨が降らず、中止になる」(F→T)

「雨が降らず、中止にならない」(F→F)

の3パターンがあります。つまりですね、晴れてしまうと、中止なのか開催なのか、はっきりしないのです。

困った。
by tomoarrow | 2014-12-23 07:00 | モチーフについて | Comments(2)
Commented by 御光堂 at 2014-12-23 14:15 x
日常言語ではこういう条件法は、雨が降るその時に限り中止ということが暗黙の了解になっているのでしょうね。
Commented by tomoarrow at 2014-12-23 19:02
論理を考えるときに、「ならば」や「または」は、どうしても日常語の意味に引きずられてしまいます。このエントリは、それを逆手に取った冗談ですω