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物質は、単純さと個体差が反比例する

トンデモを言いますよ。

一般的に、物体は複雑であるほど個体数が少なく、そして個体差が小さくなります。逆に言うと、単純な物体は個体数が多く、個体差が小さい。

人間と菌を考えてみましょう。複数の人間を同じ条件においても、その反応はさまざまです。ですがこれが菌になると、もう条件しかありません。適度に暖かくなって、まわりに栄養があると繁殖して、逆に冷えると活動が低下する。

さらに単純な、分子や原子と比べてみます。すると、菌ですら複雑であることが分かります。特定の毒物に対して、耐性を持った個体が出てきたり、分裂する速度に個体差があったり。

複雑さは[人間>菌>原子]です。個体数を見てみると、どう考えても[人間<菌<原子]ですよね。

なんてことを考えるわけです。
by tomoarrow | 2012-10-27 07:00 | モチーフについて | Comments(0)