人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「パスカルの賭け」補足

先日の記事を読みなおしていたら、ちょっと分かりにくいと思ったので、補足をします。

まず、自分の行動は二択です。神の審判を信じるか、否か。そして、それぞれに神の存在、不在のケースがあるので、死後の運命は四つに分かれます。

神の審判を信じて、神がいた場合→天国へ
神の審判を信じて、神がなかった場合→消滅

神の審判を信じないで、神がいた場合→地獄
神の審判を信じないで、神がいなかった場合→消滅

「消滅」は両方に入っているし、また主体が消滅するので、考慮に入れなくても、構わないと言えます。すると、審判を信じて天国に行くか、不在に賭けて地獄に行くか、の二択となります。

これを、生活保護の賭け、に置き換えてみましょう。

生活保護バッシングをして、困窮しなかった場合→生活に変化なし
生活保護バッシングをして、困窮た場合→生活保護受給がむつかしくなっている(可能性)

生活保護バッシングをしないで、困窮しなかった場合→生活に変化なし
生活保護バッシングをしないで、困窮した場合→生活保護受給のハードルは、今まで通り(可能性)

さて、どっちに賭けますか? むしろ、生活保護受給が容易なほうが、自分にとって利益になると思いませんか? 利己的、合理的な結論は、そうなります。