「異端の数ゼロ」

チャールズ・サイフェ
ハヤカワノンフィクション文庫

面白かった。

空位をあらわす記号として出現した「ゼロ」が、そののち数学世界に与えた大きな影響を、つぶさに分かりやすく解説してくれます。

西洋社会で生まれた「キリスト紀元」にはゼロ年がないので、後の世に混乱を与えているなど、面白いですよ。モノを数える時に、たしかに僕たちは「1、2、3」と数えますが、「1」には、「0に対してひとつ多い」、の意味がありま。

だから座標軸の原点は0だし、12時は0時なのですよね。

こういう、わりあい素朴な話題から、相対論や量子論まで、ハイペースでゼロを俯瞰してゆきます。けっこうおすすめ。
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by tomoarrow | 2012-05-31 07:00 | 書物について | Comments(2)
Commented by 御光堂 at 2012-05-31 08:38 x
西暦もそうですが年号はいわゆる数え年ですね。生まれた年が1歳になるから、現代式の0歳の感覚と食い違いが出ます。
Commented by tomoarrow at 2012-05-31 19:40
数え年はよくわからないです。意味と、メリットが思いつかない。満年齢に馴染んでいるからでしょうね。

年号は、何年目、の意味なんでしょうね。先頭車両から一号車、二号車と数えるみたいに。