「消滅の光輪」のサイバーパンク性について
今の目で見ると、SQ1は巨大サーバ、自立ロボットはネット端末ですね。しかもロボットですから、単なる連絡だけではなく、各種の業務もこなします。
別に、未来予測がどうこうではなく、そうも読めると言いたいだけですが。
インプラントがあれば決定的でしたが、そこまでは書いてなかった。でも、惑星に散らばったロボットからのデータを常に収集分析する巨大サーバと、それにいつでもアクセスできる司政官は、充分にサイバーパンクだと思うのです。
都市の全てが人間まで含めてデータとして中央コンピューターに格納されて必要に応じて実体化してるというアイディアでした。
都市がリアルな物質的存在でなくコンピューター内のバーチャルな存在として描かれていたらまさにサイバーパンクだったと思います。