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圧縮言語 3

某SF小説に使われていた通信手段が、圧縮言語そのものだったので、それについて書いてみます。

まず第一字目は、事象の内容を表します。火事(K)か、殺人(S)か、地震(J)か、といった具合。次はその規模を表します。Aは大火事、あるいは大量殺人事件、あるいは大震災。Bはその下。以下それぞれのジャンルごとに、区分されたランクコードを割り当てます。

次は場所。日本はJPとか。続けて、その詳細な場所を示すコードが続きます。神奈川は(kw)ですね。東京は(tk)、ソウルは(sl)。

「火事 死者5人(ランクC) 日本 神奈川 (神奈川で5人死ぬ火事があった)」これはKCJPkwと表します。同様に「ソウルで軽度の地震」はJEKRsl。

この方法では、同じ文字でも、位置によって意味が変わるのです。通信の順番が厳格に守られていないと、異なる文章になってしまいます。でも別の見方をすれば、単語の節約にもなるわけで、小文字や数字も加えれば、わずかな文字列でけっこうな情報を伝達できます。
by tomoarrow | 2011-09-11 07:30 | モチーフについて | Comments(0)