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「正常」を言語化するのはむつかしい

ツイッターで、 @medtoolz さんのツイートを読んでいると興味深いです (2011/8/9あたり)。僕も、それに倣って自分なりに書いてみます。



ある系が正常かどうかを記述するさい、トータルで動くのは当然としても、各部分が「正常」に稼働する必要があります。分割されたパーツが正常であることを記すには、正常な状態を詳細に書く必要があります。

「ピアノの鍵盤が正常に動く」ことを、調律師は判断します。それを「鍵盤は正常だ」とか「鍵盤に異常なし」と言うだけでは、トートロジーでなにも説明になっていないのですね。

鍵盤の角度、稼働範囲、抵抗など、様々なことを記述しないといけないのです。
by tomoarrow | 2011-08-18 07:32 | モチーフについて | Comments(0)