「羊をめぐる冒険」

村上春樹
講談社文庫

久しぶりに読み返しましたが、これこんなに面白かったっけ? 静かでワイルドで、物語で。この前に「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読み返しましたが、面白さがダンチ。「羊」の方が数段上。

作者が、続編となる「ダンス・ダンス・ダンス」を書きたくなる気持ちもよく分かります。それほど良くできていて、得がたい作品だと思います。

大森一樹が、この本をブレードランナーみたいな映画にしたいと言っていました。北海道が核汚染されてて、酸性雨が降って、アンドロイドの羊男しか住めなくなっている。そこに鼠がやってくるんだって。それで、「僕」が鼠を見つけた時には鼠もアンドロイドになっている。(ユリイカ1989臨時増刊「村上春樹の世界」より)

面白そうだ。僕も観たい。
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by tomoarrow | 2011-08-02 07:10 | 書物について | Comments(0)