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ユリウスよお前もか

前に、閏年について書いたが、じつはあれはユリウス的世界観に基づいたもので、現在のグレゴリオ暦とは違う。

地球の公転周期は、一回帰年で365.24220日。

0.24220日のずれ、ということは、4年で0.96880日のずれになる。これに対して丸一日を足してしまうと、0.0312日、つまり45分ほど余計に足してしまうのである。

これを計算すると、400年で4500分=75時間=3.125日となる。つまり、400年で3日、余計な日が出来てしまう。このわずかな差異が、長い年月の間に蓄積して面白いことが起こる。

ユリウス暦の制定は紀元前45年。これが1600年ほどのうちに12.5日もの誤差を生んでしまったのだ。

これを解消したのが現在のグレゴリオ暦である。400年で3日多いのならば、それを補正してしまえばいい、との発想である。まず、1582年の10月4日の翌日を10月15日にする。そして100で割り切れる年は閏年にせず、400で割れる年は閏年にする、と決めた。

ここで注意が必要なのは、なぜ12日のずれに対して、補正されたのが10日だけなのか、であるが、これは春分を3月21日にする都合だったようだ。
by tomoarrow | 2011-02-06 07:34 | モチーフについて | Comments(2)
Commented by たんぽぽ at 2011-02-11 19:39 x
現在のグレゴリウス歴も、3200年に1日のペースで
ずれが出てきますね。
いまのところ、これを補正する規則はないけれど。

(でも3000年もあれば、ゆっくり考えてだいじょうぶですね。)
Commented by tomoarrow at 2011-02-12 08:01
うるう秒みたいに、未来のどこかの時点で1日を補正するんじゃないでしょうか?

グレゴリオ暦になってからもう429年。1/8日くらいはずれているんですね。そう思うとちょと不思議。