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爪を長くしているバラモン

懐疑だけしかないキ印さん。
手塚治虫の「ブッダ」にも出てきましたね。

太陽は黄色いか?
緑色かもしれない
いまは昼なのか?
夜かもしれない
トラはウサギをたべるか?
ウサギがトラをたべるかもしれない
鳥は空を飛ぶか?
空が鳥をとんでいるのかもしれん!
すべて いっさい
そうだとは断言できないことこそ正しいのだ
わかるか

(「ブッダ」第六部第一章より)


面白い人です。最終的には懐疑精神の有効性や自身や世界の存在まで疑うのでしょうね。

実は疑い方にもルールがあります。たとえば「オッカムのカミソリ」なる科学思考法。要は仮説節約の原則です。よりシンプルな説明があるのなら、複雑怪奇な仮説を唱える必要はないと云うことです。

バラモンさんは森羅万象あらゆる物事を疑うので、次々と仮説が出来ますね。で、その仮説も疑わざるをえない。ここまでくると何かの疾患でもあるのかと気になるところですが、まあ余計な仮説は立てないでおきましょう(笑い。

この人を見ていると、懐疑だけでは先に進めない、という当たり前のことを感じます。ある一点、自分が物事を納得するポイントがないと無限ループに陥るだけです。
by tomoarrow | 2010-07-25 07:35 | モチーフについて | Comments(0)