鉛の危険性(ピアノの場合)

日本ピアノ調律師協会の会報(2010年3号)に、ユーロピアノ誌からの記事が転載されていました。以下の写真は、キンシャチがスキャンした同記事の転載です(抜粋)。

d0164691_551596.jpg


鉛は腐食して白いパウダー状になりますが、こんなのが鍵盤の奥に舞っているかと思うとぞっとしますよね。記事ではこの後に、「一般ユーザーにとっては、アクションや鍵盤の鉛から受ける危険は無いものであると仮定してもよいでしょう」とありますが、古いピアノをお弾きの方は一度、調律の時に技術者さんに相談なさるといいかと思います。

鉛は安価で柔らかく加工もしやすいので、ウエイトとかバラストに使うのに適していたんでしょうね。意外だったのは、グランドピアノには、場合よっては6キロもの鉛がウエイトとして使われている、と云うくだりです。あんなのでも、結構な重量だったんだな。

鉛は昔から、ペンキや水道の鉛管に使われてきました。生活の中に入り込んだ重金属の代表ですね。飲料水や家財が鉛に汚染されていたら、そりゃあかなわんわ。それらをどうにか排除したと思ったら、今度はピアノです。

まったく、次から次へとキリがないな。
[PR]
by tomoarrow | 2010-06-10 05:06 | オブジェクトについて | Comments(0)