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「ドラコニア綺譚集」

このブログを始めるきっかけになった本。

僕は澁澤龍彦全集を全巻揃えているのだが、完読しているわけではない。夕食のテーブルや就寝前の布団の中で本を読むことが多いので、全集の体裁ではなかなか読むことが出来ないのだ。食事中に読むと汚れるし、布団の中ではページが折れてしまう。

普通の本ならば多少の汚れや傷も気にならないし、だいたい僕はしおりが挟まっているのを嫌って、ページの端を折って用を済ます習慣があるのである。だが澁澤龍彦全集は「聖典」であるから、汚すわけにもいくまい。

話がそれた。先般、久しぶりに澁澤龍彦の作品が読みたくなり、書店で棚を見ていたら、未読だったこの本が眼にとまったのである。さっそく買い込み、ふた晩かけて楽しく読んだ。

中身についての紹介はしない。アマゾンでもブログでも、おそらく多くの方が書評を書いているであろうから。

ただ、僕はこの本を読んで、もう一度ブログを始めようと思った、それだけの記事である。今後、気のおもむくままに、僕の好むモチーフやオブジェクトについて書いていこうと思う。おつきあいいただければさいわいです。

*なお、この本は河出文庫から出版されている。
by tomoarrow | 2010-05-20 11:58 | 書物について | Comments(0)