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チャールズ・サイフェ
ハヤカワノンフィクション文庫

面白かった。

空位をあらわす記号として出現した「ゼロ」が、そののち数学世界に与えた大きな影響を、つぶさに分かりやすく解説してくれます。

西洋社会で生まれた「キリスト紀元」にはゼロ年がないので、後の世に混乱を与えているなど、面白いですよ。モノを数える時に、たしかに僕たちは「1、2、3」と数えますが、「1」には、「0に対してひとつ多い」、の意味がありま。

だから座標軸の原点は0だし、12時は0時なのですよね。

こういう、わりあい素朴な話題から、相対論や量子論まで、ハイペースでゼロを俯瞰してゆきます。けっこうおすすめ。
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消ゴムの角がたくさんある消ゴムです(言葉が重なっている)。

数学の計算を消すために、普通の消ゴムみたいにごしごしやっていたら、次の角まで一緒に使っていたり、上のブロックの残りがピヨピヨしたりして、せっかくの特徴を生かせていない。

細かい部分に、チマっと使うものなんでしょうね。

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自動車をパンクさせました。公園の縁石に引っ掛けたのです。止まるところだったから、ほかの車も巻き込まず、僕もまったく無事です。

ジャッキで持ち上げてタイヤ交換をしました。はじめての経験。

公園で遊んでいた小中学生が、手伝ってくれました。もちろん実際の作業は僕がやり、持ち上げている間は、万が一にもジャッキが外れると危険なので、よく言って遠ざけましたが。

タイヤを運んでくれたり、道具を用意してくれたり、助かりました。だいいち僕も楽しいω

冷たいものを飲んでくれと、少しだけお礼をしました。

いい子はたくさんいるね。
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moumoon

僕はmoumoonのファンでして、iTunesストアでけっこう買っています。このライブ音源も、最近になって見つけてさっそく買いました。

このライブは、妻がiPadを買いに行く時に、車の中でUst生中継で聞きました。一軒目になくて、ちょっと離れたお店まで行ったんですよ。wimaxべんりー。

そういう、記憶に結びついているなにか、っていいですよね。

http://itunes.apple.com/jp/album/fullmoon-live-special-2011/id488659278
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4/25
SFマガジン2012/06
早川書房

5/4
「論理的原子論の哲学」
バートランド・ラッセル
ちくま学芸文庫

5/15
「新装版 オイラーの贈物 人類の至宝e^iπ=-1を学ぶ」
吉田武
東海大学出版会

読み
5/2
「異端の数ゼロ」
チャールズ・サイフェ
ハヤカワノンフィクション文庫

はははは、今月はぜんぜん読んでいない。
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つい先日まで幾何学をやっていました。幾何と言えばピタゴラス教団。この教団は面白いですねー。

豆はダメだったそうです。ピタゴラスさんは給食のグリーンピースが食べれなかったのかな。でもグリーンピース禁止だと格好わるいから、豆全般を禁止したとかω

また、無理数を拒否したりゼロを嫌ったり、外から見ているぶんには楽しい。
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ここで、マクロ時間とミクロ時間は、一致しない、というディラックの大胆な仮定を考えてみます。天体の運動はニュートンの運動方程式で表わされます。この法則にはGが含まれますが、原子の組成、構造を表す定数は入りません。

逆に原子世界の関係式には、基本的に重力定数Gは含まれないらしいのですね。つまり、両者が別個の独立した現象と考えることも、可能。

ミクロ時間で宇宙のはじめから現在までを考えてみましょう。時間が下るにつれて万有引力定数が減少するから、太陽から地球に及ぶ引力は徐々に弱くなるはずです。つまり地球の公転速度はだんだんと遅くなる。

この遅れと、原子世界の時間を比べます。マクロとミクロは無関係なのだから、過去にさかのぼるにつれてマクロ時間が速くなるとすれば、ミクロ時間は相対的に遅くなります。つまり、昔ほど、原子核の周りの電子の振動は、遅くなるのです。

たとえば非常に遠方からくる光を想像してみましょう。遠方の光は、過去に発せられたものです。つまり、ミクロ世界がゆっくりだったのだから、放出された光の波長は長くなる。なんと、赤方偏移が説明されてしまいました。

また、ミクロ時間で宇宙の年齢がゼロだった時のことを考えます。時間とともに物質が生成されてきたのだから、可視宇宙にはほとんどなにも、物質がなかったと想像できます。でもミクロ世界の時間をさかのぼりながらマクロ時間を見ると、地球の公転周期は昔ほど短くなるはずです。

もし仮に、宇宙の最初から地球が太陽の周りを公転していたとしたら、ミクロ時間のt=0(宇宙の始まり)のときまでに、地球は太陽のまわりを無限回まわることになるのです。マクロ的には無限の時間が経ったことになる。宇宙が無限の過去から無限の未来に続いているように見えるわけで、ビッグバンはなかったと結論されます。

この稿は「宇宙論が楽しくなる本」(別冊宝島)収録の、鹿野司さんのエッセイをもとにしています。ほぼダイジェスト。
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エディントンの原子単位系をもとに、ディラックが想像した宇宙論だそうです。簡単に、概要を書いてみます。

基本命題は、「巨大宇宙と原子世界に現れる無次元の数には、単純な数学関係があるはずだ」だそうです。??

まず注目するのは、可視宇宙の粒子数(N)と、宇宙年齢(t)の二乗です。どちらも10^78という、とてつもない数です。このふたつを、等号で結びます。

N=t^2

もしこの式が正しいのであれば、時間が経つにつれて粒子が無から生成されることになる!

さらに、エディントンの原子単位系を見ると、クーロン力と重力の力は、宇宙の年齢に等しくなるそうです。

クーロン力/重力=宇宙年齢=10^39

これを変形します。クーロンの法則によれば、クーロン力の強さは電荷eの二乗に比例し、距離の二乗に反比例します。

Fクーロン=e^2/r^2

一方、重力はニュートンの万有引力の法則から、陽子の質量(m陽子)と電子の質量(m電子)と、万有引力定数(G)の積を、距離の二乗で割ったものになります。

F重力=(G*m陽子*m電子)/r^2

このふたつから最初の式を変形すると、

e^2=/(G*m陽子*m電子)=t

となります。これをGの式に書き直すと

G=e^2/(G*m陽子*m電子*t)

つまり重力定数Gは、分母にある宇宙の年齢tが増えるほど、減少することになるのです。


続きます。

(この稿は「宇宙論が楽しくなる本」(別冊宝島)収録の、鹿野司さんのエッセイをもとにしています。ほぼダイジェスト)
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80年代の長編アニメーションです。youtubeにあったので、久しぶりに観ました。中学の頃にテレビ放送を録画して、何回か観たんですよ。

悲しい話です。でも突っ込みどころもたくさん。童話めいているから仕方がないのか?

いちばん気になるのは、イサの都のセキュリティの甘さ。水門が満潮時に開くと、簡単に街全体が水没してしまう。映画の冒頭で未遂事件があったのに、ガードしているのは水門番の老人が一人きりってのはどうなの? しかも戦争中なのに。

また、イサの王女もよく分からない。中盤で突然に軍の指揮をとることになるのだけど、軍事知識はあるのかな。

パロはパリかローマ、でしょうね。そしてイサはイス。海に沈むし。



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ゲーム「イース」のモデルになったとも言われる、ヨーロッパの伝説です。

女王が騙されて、都市が海に沈むんですよ(乱暴な要約だω 各自で検索のこと)。ソドムとゴモラや、あるいはアトランティス伝説を連想させます。

このモチーフは魅力的なので、ほかにもいろいろな作品に登場します。たとえば、坂田靖子の「底抜け珍道中」には、イスの都に迷い込む回があるし、最近ではmoumoonの「ハレルヤ」にも、イスを連想させるフレーズがあります。(そう聞こえるだけで、歌詞を確認したわけではない)
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