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アシモフの<ファウンデーション>もので、特にシリーズの半ばから重要な役割をになう秘密組織です。

反転

僕には第一ファウンデーションが第二ファウンデーションを敵視する理由がよく分からないんですよ。同じ目的にしたがって活動する仲間ではないですか。

たしかに第二は陰に隠れてこそこそしていますが、それは役割だから仕方がない。

第一が第にを潰しちゃったら、セルダン・プランがずれるんじゃないかな? あるいはそれも計算に入っている? あるいは、少人数の行動が歴史には影響を及ぼさない、という心理歴史学の根本原理が適応されて、たいした影響がないのか?

だとしたら、ファウンデーションの存在意義すらもあやうくなる? こんなことを、思ったりするのですよ。

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早川書房
ベンフォード、ベア、ブリン

反転
3部作を続けて読み、壮大なロボット陰謀論が展開されていることに、非常な違和感を覚えました。なにしろ銀河帝国の発展から維持運営、また人心まで、すべて第零法則に従って、ロボットが陰で手を引いていた、と言うのです。

それはないよ。植民惑星のテラフォームまで、こっそりとロボットがやっていたのですよ。えーっ!!

セルダンの誕生からファウンデーションの設立にいたるまでも、すべてロボット・プランだった。いやはや。

ベンフォードを除き、面白いシリーズではありましたが、ロボット万能主義、ロボット陰謀論には辟易としました。やはりアシモフに限る。

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もしあなたが音楽家なら。楽譜を逆さに置いてみてください。あるいは、楽器を逆手に持ってください。

絵描きさんなら、キャンバスを上下逆に置くか、ペンを反対側の手に持ってください。プログラマさんは、キーボードを反対に置いて作業してみてください。

理屈は分かっていても、インターフェイスでつまづきますよね。これは、できない人、分からない人の感覚に近いと思います。
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90年代なかばに建てられた学校に、よく仕事で行くのですね。

そこでは、妙にノスタルジックな気分になります。新しいけど古い、というか、時代遅れの斬新と言うか。

本当に古い建物にはない、実の丈のノスタルジーなのですよ。オープンスペースに、巨大なブラウン管と最新のフラットパネルが並んでいると、ちょっと切なくなります。
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買い

2/25
SFマガジン2012/04

3/3
「安部公房伝」
安部ねり
新潮社

3/10
「死霊狩り1」
「死霊狩り3」
平井和正

読み
2/26
「司政官 全短編」
眉村卓
創元文庫(kindleで読んだ)

「仮題・中学殺人事件」
辻真先
眉村卓
創元文庫(kindleで読んだ)

3/3
「ファウンデーションの危機」
グレゴリー・ベンフォード
早川書房(kindleで読んだ)

3/11
「「オウム真理教」裁判傍聴記1」
江川紹子
文芸春秋(kindleで読んだ)

3/13
「ファウンデーションと混沌」
グレッグ・ベア
早川書房(kindleで読んだ)

3/17
「ファウンデーションの勝利」
グレゴリー・ベンフォード
早川書房(kindleで読んだ)

3/19
「われはロボット」
アイザック・アシモフ
ハヤカワ文庫(kindleで読んだ)

3/22
「ファウンデーションの彼方に(上下)」
アイザック・アシモフ
ハヤカワ文庫(kindleで読んだ)
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最近ではあまり名前を聞かない気もしますが、かつてはNHK大河ドラマの原作を書いたり、直木賞をとったり、まあ大した活躍だったわけです。

「書斎からの空飛ぶ円盤」(講談社文庫)を見ると、多忙な日々だったようです。

朝は11時に起きて、昼食を食べて、そのあと1時から夕方の6時まで、平均して5組の客と15本の電話が入るらしいのです。それから夕食を食べて、深夜から明け方まで執筆。

ほかの作家さんは知りませんが、客と電話の数は、たしかにすごい。店舗なみです。

この本は1991年から1993年までのエッセイ集なので、もう20年も前の話ですね。今の高橋さんはどれくらい忙しいのでしょうか。
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ハヤカワ文庫「われはロボット」収録
アイザック・アシモフ

久しぶりに読み返して、すごく面白かったのです。

古い作品ですが、第零法則が出てきます。個人ではなく、人類に奉仕するロボット。ここでは経済社会が対象になります。

ロジックパズルのようなこの短編集は、ロボットものにおけるアシモフの処女作と言えるでしょう。「処女作には作家のすべてがある」と言いますが、この本にも後のロボット作品の萌芽が感じられます。

年代記であり、全体を貫く人物がいて、ミステリでもある。アシモフのSFの原点です。
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若者は体勢に反抗するものだと思っていたのですよ。国や社会や政治家は、若者から反発される代表的なものです。

そこで、僕は若いネット右翼が不思議だったのです。パソコンを使ってネットに繋ぐ人たちが、なんで今さら古くさい「国」や「体勢」を支持して、不自由を求めるのか? 正直、21世紀の電脳空間で「非国民」なんて言葉を見るとは思いませんでしたよ。

でもそれは、反逆の先がちがっただけらしいのですね。「左翼」や「日教組」が、むしろ体勢であってそれに反抗するにあたり右寄りの言動を展開する。というと、将来そういう親から産まれた子供は、反ネット右翼的になるのかもしれません。
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池澤夏樹
新潮文庫

読んでも読んでも終わらない長い物語が好きだった。


たしかに長いけど、読み始めるとどんどん進むので、案外早く終わります(笑い。
南海の小国大統領の一代記。

幻想的な南の島の歴史や風習、外国との関わりまでを取り込んで、ゆったりとたゆたうように話は進みます。そのくせ早く終わるのはどういうことだ、と言われそうですが、その通りなんだから仕方ない。

ユーモアもあり、ミステリもあり、幻想小説でもあります。

前に読んだのは、もう15年以上も前。こうして紹介文を書いていると、また読みたくなってきます。
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ピアノの共鳴弦のことです。実際に張ってある弦の一部を、ミュートせずに共用することもあるし、あるいは、共鳴用の弦を追加で張ってある場合もあります。

音を聴いてください。前半はアリコートを開放してあり、後半ではミュートしてあります。音がこもるのが分かりますかね。



仕組みとしてはこうなっています。ピアノは、弦の全部が楽音を鳴らしているわけではなく、遊びの部分があるのですね。そこを利用して、共鳴音を鳴らしているのです。

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