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まだ死ぬ歳ではないと思いますが、そろそろ遺言を残さないといかんかな、と思っています。毎日車に乗って出掛けるし、いつ何があっても仕方がない。

預金の事とかサイトのパスワード、本の処分などを書いておかないと、妻に迷惑をかけるかなと思うわけです。

僕は死ぬのが怖いし、死にたくない。親しい人が死ぬのも嫌です。

親しくない人、嫌いな人は別にかまいません。
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北半球人が南半球に行くと、太陽の動きは逆になります。日本からだと太陽は「南の空を東から西に移動」しますが、南半球では「北の空を東から西に」太陽は運行するのです。

図は、赤道上を移動する太陽を、南北から見たところ。春分秋分の日は、太陽は赤道上にあります。黒いアーチは、太陽軌道のつもり。
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自分の視点が逆になるために起こる現象ですが、面白いですよね。先日の上弦の月をおさらいすると、こうなります。
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これを、それぞれの視点から見ると、こうなります。

北半球。
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南半球。
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見かけ上の形は逆ですが、同じ側が光っているのですね。ちなみに、当たり前ですが光っている側の先には太陽があります。
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これから3月半ばくらいまで、学校の調律が続きます。一ヶ所で何台も出来るので効率はいいのです。

年明けに、本当に寒い思いをしました。午前中の調律だったのですが、朝日が入らない音楽室の温度が3度。これだけ寒いと指も動かず、仕事にならないので勝手にストーブをつけました。

むやみと気を使ってくれたり、お茶を入れたりして歓待する必要はないのですが、こっちも人間なので冷えすぎたり暑すぎたりすると作業が出来ません。普通に人体が作動する程度の環境を用意してくれるとうれしいですね。

もう何年前だろうか。箱根の学校の体育館で「氷点下ですよ」とストーブを持ってきてくれたことがありました。体育館はねえ、寒いですよ。こっちは体を動かさずに、じっと作業をするわけですから、なおさら。

友人の調律師には、背中にカイロを貼るといいと聞いたので、今度は用意しておこうと思いました。

実は昨日も学校の調律でした。でもさいわい、寒くはなかった。
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半月は地球の公転軌道上にあります。

(1)
まず、地球の軌道を考えましょう。地球は天の北極から見て、反時計回りに自転しながら、反時計回りに公転しています。これは、陽が東から昇って西に沈むことを思えば分かりますよね。

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分からん! と言う方は、真上に太陽が来る時刻を考えて下さい。東から西に、徐々に太陽は南中します。太陽から見ると地球は東から西に回転するわけです。つまり、反時計回り。

あるいは、太平洋の真ん中に日付変更線があることでも分かるかと思います。日本から太平洋を横断する場合、太陽と逆に移動するから、あそこで日付を戻すのです。

(2)
月は太陽に照らされて光ります。つまり太陽に面した側が明るい。この状態を地球から見ると、こうなります。つまり上弦*の月。(これは北半球から見たとき。南半球から見ると視点が逆さまになるので、ひっくり返って見える)

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上弦の月は地球が4時間前にいた場所なんですね。下弦は逆です。

天体の運行は面白いですよね。大好きです。


*上弦の月とは、月を弓に見立てたて、弦が上にある状態。これは月が沈む時の姿を指します。北半球でも南半球でも、上弦の月は上半分がくらい状態で沈みます。

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講談社ノベルス
丸山天寿

始皇帝時代の中国、商家の家宝盗難事件をきっかけに、港町・琅邪で奇妙な事件が続発する!

「甦って走る死体」「美少女の怪死」「連続する不可解な自死」「一夜にして消失する商家」「棺の中で成長する美女」

-琅邪に跋扈する正体不明の鬼たち!!!


反転
これは実に面白い幻想ミステリです。古代中国を舞台に、徐福が率いる異能集団が、街を騒がせる奇怪な事件を合理的に( ? 笑)解決します。

だいたい、琅邪で徐福ってのがいいですよね。徐福は古代中国において、孔子と並ぶ興味深い人物です。始皇帝をだまくらかして、神仙の島を求めて船出して、そのまま帰らなかったと云うのだからたまらない。

作者によると、このシリーズでは今後日本まで渡来し、邪馬台国に連なると云うのだから楽しみじゃありませんか。

第二弾の「琅邪の虎」も出てるし、三作目も執筆中とのこと。また読みたいシリーズが出来ちゃいましたよ。
http://tenjumaruyama.blog130.fc2.com/blog-entry-55.html

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清水義範は「世界衣装盛衰史(よのなかはきぬぎぬのうつろい)」(角川文庫)のクリスチャン・ディオールの項で、こう書いています。

「私は、ファッションには実用的と芸術的の区別はないと思います」
「ファッションは実用的である宿命を有するがゆえに、決して芸術そのものではないのですけれど、美を目標とする点において、常に芸術的であるわけです」

谷崎の「文章読本」の文体で書かれたこの記述は、まさに僕の考えと一緒です。

文体が文章の内容と無関係でないように、服も着る人を雄弁に語ると思うのです。もちろん服や文体で中身を決めつけるのが愚かであることは、もちろんそのとうりです。服はヒトの大きな要素ではありますが、全てではありません。言うなればイドの怪物だと思います。

あちこちに話が飛びました。僕は他者の服に目くじらを立てるのは、非常に愚かだとおもっています。

それはまあ僕だって、たとえばヒップホップのダボダボ服がカッコいいとは思いません。でもそんなことをヒップホップの人に言っても直るわけではないし、直しても仕方ありません。だってそれはその人のアイデンティティなんだもの。

こうやって「ださいね」くらいは言うとしても、妙な理論で分析したり正面切って議論を展開しても無意味です。

どうせ他人のことだもの。
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購買
12/25
SFマガジン 2011/2
「セドナ、鎮まりてあれかし」 泉 和好
(以上、早川書房)

12/27
「敵は海賊・海賊課の一日」 神林長平(ハヤカワ文庫)

1/19
「琅邪の鬼」「琅邪の虎」
丸山天寿 (講談社ノベルス)

1/21
「検証 陰謀論はどこまで真実か」
ASIOS ほか (文芸社)

読了
12/27
「敵は海賊・海賊たちの憂鬱」 神林長平(ハヤカワ文庫)

1/2
「百万年の船」(1)
1/5
「百万年の船」(2)
1/16
「百万年の船」(3)
以上三冊、ポール・アンダーソン(ハヤカワ文庫)

1/23
「琅邪の鬼」「琅邪の虎」
丸山天寿 (講談社ノベルス)

今月は「百万年の船」にかかり切りだった気がする。半月以上も読んでいたのだ。
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新月は太陽-月-地球が一直線に並ぶ現象です。満月の時は太陽-地球-月と並びます。では半月は?

半月は月が、地球の公転軌道上にいるのです。地球の4時間前/4時間後と同じ場所にいるのですね。半月を見たら、そのことを思ってください。我々はあそこにいた/これから行くのだと。

ではここで問題。半月には上弦、下弦と2つの相がありますが、4時間前はどちらで、4時間後はどちらでしょうか?

正解は数日後の当ブログで。
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ツイッターで、和歌の枕詞はリソースの無駄遣いだけど、ハンディキャップ理論で説明がつく、と書き込みました。そうしたら、枕詞は過去のデータベースにアクセスするアンカーだと、教えていただきました。

なるほど、和歌は一首だけで完結するものではなく、和歌ネットとでも言える、膨大なデータと重層的に絡み合う作品なのですね。

ということは、むしろ枕詞や本歌取りは、ネット内部での位置を占める、非常に合理的な方法であったのだ。

限られたリソースであるからこそ、有効に使う賢い方法なのです。
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ここで言うアルキメデスの定理は、体積と質量の関係を導くものを指します。お風呂に入ったアルキさんが、湯船からざーとこぼれるお湯を見て、「エウレカ」と叫んで飛び出したと言う、あれです。

比重の小さい物体は、比重の大きいそれよりも多くの体積を持ち、より多くの水をこぼします。王冠が純金ではなく、銀の混ぜ物がされているのではないのか、と疑った王さんの求めに応じて考察を重ね、発見されたらしいですね。

王冠と同じ重さの金のインゴットを用意して、その体積を比べれば、王冠が純金かどうかが分かります。銀が混ざっていれば、王冠はインゴットよりも体積が大きくなるはずです。

もしここで、混ぜられているのが銀だとはっきりしていれば、金と銀の比重を計ってどの程度の混ぜ物がなされているのか、計算で出すことが出来ます。

つるかめ算じゃーん。

QED
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