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「竜の柩」

20歳くらいのころに読んで、面白くて、何度も読み返しました。そのころにはすでに偽史に対する耐性がついていたので、作中の仮説を本気にすることはありませんでした。

数学を始めてから、あまりフィクションを読まなくなっていたのですが、今年になって肩のこらない小説を読みたくなり、「キマイラ」シリーズや、このシリーズを再読したしだいです。あまり本気にしないで、適当に読むのがいいんじゃないかな。
by tomoarrow | 2015-05-01 07:00 | 書物について | Comments(2)
Commented by 御光堂 at 2015-05-01 08:32 x
高橋克彦さんの同系統の作品では『総門谷』も面白かったですね。やはりトンデモない話です。これにも続編があってまだ完結してないようですが。
最近出た同じようなモチーフの『ツリー』も読んでみましたが、さすがに二番煎じ三番煎じ感は拭えなかったですね。
Commented by tomoarrow at 2015-05-01 09:25
嘘をつくのが下手な作家さんなのでしょうねえ。けっこう無知だし。

「新・竜の柩」には「プレアデス星団の中心星がスバル」と書いてあります。なんやねんそれ。他の古資料の引用や解釈だって、どれだけ正しいか怪しいもんです。