キマイラ過去変
そういう本があるわけではないのですが、「キマイラシリーズ」の、西域を舞台にした過去語りパートです。
いま買える本ですと、「キマイラ 7 梵天変・縁生変」「キマイラ 8 群狼変・昇月変」「キマイラ 9 玄象変」の3冊の部分です。
ここがべらぼうに面白い。何重ものフレームストーリーで、これこそ幻想文学。じつはここを読みたくて、一巻から読み進めてきたのです。主人公の心象とか格闘バトルとかはどうでも良くて、早く西域篇を読みたかった。
満足です。じつはいま、過去篇だけをもういちど読み返しています。