「パズルランドのアリス」
社会思想社
または、ハヤカワ文庫
おもしろい論理パズル集です。キャロルの「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」のパロディでもあるそうですが、僕は原点をしらない。
たとえば、こんな問題。
「料理女は、自分とチェシャーねこのうち、少なくとも一方は気ちがいだと信じている」
このことから、料理女とチェシャーねこについて、なにが分かるか?
(きちがいは、常に偽を信じる)
解答例は、「両方ともきちがい」「どちらかが正気」などです。さあ、かんがえてみよう。
ラッセルのパラドックスや、ゲーデルの不完全性定理が隠されているそうです。ラッセルは見つかったけど、ゲーデルは分からなかった。もしかしたらあそこかな?