「白と黒のとびら オートマンと形式言語をめぐる冒険」
東京大学出版会
面白かったです。コンピュータ言語の基礎を、ファンタジー仕立てで学べます。
といった出だしのブログ記事は、検索するとけっこうたくさん引っかかるんですよね。これも同じです(苦笑)
僕はノートを取りながら読んだんですが、きちんとやろうとすると歯ごたえが増すテキストです。ふーん、と読み流そうと思えばそれでも話を追えるし、なんとなくは理解できます。でも、書き留めたり一緒に考えたりしながら読むと、とたんにむつかしくなる。
最終章の証明には、なんども図を書き直して苦労しました。でも理解はできた。
第10章は、はたして一般論の証明になっているのか? これが今の時点での疑問です。