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「白と黒のとびら オートマンと形式言語をめぐる冒険」

川添愛
東京大学出版会

面白かったです。コンピュータ言語の基礎を、ファンタジー仕立てで学べます。

といった出だしのブログ記事は、検索するとけっこうたくさん引っかかるんですよね。これも同じです(苦笑)

僕はノートを取りながら読んだんですが、きちんとやろうとすると歯ごたえが増すテキストです。ふーん、と読み流そうと思えばそれでも話を追えるし、なんとなくは理解できます。でも、書き留めたり一緒に考えたりしながら読むと、とたんにむつかしくなる。

最終章の証明には、なんども図を書き直して苦労しました。でも理解はできた。

第10章は、はたして一般論の証明になっているのか? これが今の時点での疑問です。
by tomoarrow | 2013-08-11 07:00 | 書物について | Comments(0)