1=0
aとbは等しいので、
b^2=ab (等式1)
aはそれ自身に等しいから、
a^2=a^2 (等式2)
等式2から等式1を引くと
a^2-b^2=a^2-ab (等式3)
この式を因数分解すると
(a+b)(a-b)=a(a-b) (等式4)
さて両辺を(a-b)で割ると
a+b=a (等式5)
両辺からaを引くと
b=0 (等式6)
b=1なので、
1=0 (等式7)
というような式が、先日読んだある本に載っていました。これはひどい。インチキだ。
ということで、等式4から等式5に行くところに誤魔化しがあるわけですよね。
初出はたぶん調べられないくらい古いのではないでしょうか。
不等式バージョンでいつのまにか大小が逆転というのもあります。
微分は、円や曲線に対する接線の接し方を記述する、の理解で良いのかな。まだ微分まで至っていなくて(苦笑。
>わりと古典的ネタ
因数分解とか、両辺から引くとか、たたみ掛けるように進むから、肝心なところを見逃しちゃうんですよね。この手の騙しは、たしかに遥か過去からありそう。