「北北西に進路を取れ」
ケイリー・ブラント エバー・マリー・セイント
お正月に午前十時の映画祭で観てきました。面白かった。
主人公が追われるんですよ。いきなり拉致されて連れ去られたり、、命を狙われたり、犯罪者にされたり。
でもこの主人公さんも、カフカ「訴訟」のKさんみたいにタフです。全然くじけません。あまつさえ、ロマンスを演じちゃったりなんかして。
また、ルパン三世で観た場面がたくさんあって、興味深いのです。ルパンスタッフはいいものを盗んでくるなあと感心した次第。後半の落水荘(でいいのかな? )は旧ルパンの「宝石横取り作戦」、砂漠の真ん中で飛行機に追われるところは「マモー」とか、ついそんなところに目がいっちゃう。
ひどい目に遭いながらもタフに切り抜けてゆく主人公と、謎の組織と、ロマンスと、ユーモア。あっというまに二時間が過ぎます。
また劇場で観たいな。面白かった。