ストーリーに関係のない電話
現実世界では、重要な会談中に「クルマ屋ですけど。車検が終わったので、ついでの時に取りにきてください。代金は12万です」なんて電話がかかってくることはありますよね。
あるいは「あなたは神を信じますか? 神を信じないあなたは、神にも信じられていないと思わないんですか? ていうか、あなたは本当に存在するのですか? ジャムではないんですか?」とか言い出す宗教の勧誘が来たり。
でもフィクションの場合は、重要な場面で無関係の電話や訪問客は、まずありえませんよね。とり・みきとか吾妻ひでおのコメディだったらあるかもしれませんが、どっちかと言うとメタな部類になるでしょう。
リアリズムを追求して、映画にそんな場面を入れてみたらどうだろうか。観客は何かの伏線かと思い、もやもやが解消されない・・やっぱりメタになっちゃうか。