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早川さんの「・・絶句」を読んで

と言うわけで、さっそく読みました、「・・絶句」。
いやあ懐かしい。

新刊なので、以下反転。

詳しく読み比べたわけではないのですが、「お宅」の言葉がほとんど削除されていました。あと、国鉄がJRに直されていた。でも、素ちゃんの生年や時代設定は同じなので、「JRは1987年からダゾ」とツッコミが入るかも(笑い。

何度読んでも信拓はいいな。この人、ずっと"しんたく"と読んでいたけど、"のぶひろ"なんだね。高畑君(エスパー魔美)みたいに、頭のいい人が好きなのな>自分。

書き下ろし短編のひとつは信拓と拓のはなし。「・・絶句」本編とエピローグの中間に位置する作品で、おちゃらけた二人の会話が楽しい。

「・・絶句」はこういうスピンオフがたくさん書けそうな気がするんだよなあ。あとがきが差し変わっているのは、本人が書いている「・・絶句」のその後の作品構想がほとんど(全部?? (笑い))実現しなかったからか?!

今からでも遅くはない。短編でもいいから、信拓の話をもっと書いてくれ。


by tomoarrow | 2010-09-25 07:57 | 書物について | Comments(0)